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【2025年】交通事故死者数と交通事故発生件数(速報値)について
~交通事故死者数は大幅減少~
公開:2026年2月13日
交通事故死者数2,547人(2025年)は昨年より大幅減少

 2025年の全国交通事故発生状況(2026年1月の警察庁交通局発表)によると、交通事故死者数は2年連続減少となりました。交通事故死者数は2,547人。対前年比116人減少で、‐4.4%と、昨年の‐15人(‐0.5%)と比べて大幅な減少率となりました。



出典:警察庁統計 令和7年中の交通事故死者について



 交通事故死者数を都道府県別に見ると、前年6位だった神奈川県がワースト1位となりました。神奈川県の死者数は139人で、前年比で30人(+27.5%)の大幅増加です。

一方、前年ワースト1位だった東京都は2位に後退し、死者数は12人減少しました。

3位には北海道が入り、死者数は前年より25人増加しました。これは神奈川(+30人)、滋賀(+26人)に次ぐ増加数です。

また、東京都の隣県である埼玉県は死者数が12人増え、順位を5位から4位に上げました。5位には前年3位の千葉県が入り、東京近郊の都県で交通事故死者数が目立つ結果となりました。

 減少傾向にはあるものの、大阪府(120人、前年比-7人)や愛知県(112人、前年比-29人)は依然として交通事故死者数の減少が求められています。



都道府県別死者数ワースト5



交通事故死者数減少の背景

 2024年に交通事故死者数が前年の増加から再び減少に転じたことは、前年の新型コロナウイルスの5類移行による経済活動の活発化によって一時的に増加した状態から落ち着きを取り戻して平常に戻ってきたからと考えられましたが、2025年も引き続きその傾向と考えられます。


 その他の特徴としては、高齢者(65歳以上)の死者数が前年より90人減少したことです。これにより、前年に高齢者の死者数が増加したために低かった全体の減少率が改善されました。

 全体に占める高齢者の死者数の割合は55.9%で、前年の56.8%から0.9%改善し、高齢者の比率がわずかに低下しました。






交通事故発生件数(速報値)のデータについて

 交通事故死者数は大幅減少になりましたが、交通事故発生件数は速報値ベースですが交通事故死者数ほどの減少とはなりませんでした。

 交通事故発生件数(速報値)は、2025年は前年比‐3,556件減少(‐1.2%)の287,236件でした。この数値は昨年に引き続き今の集計方法(軽微な被害の場合を含んだ集計)を行なうようになった1960年以降の最小値となりました。

 この‐1.2%という減少率は、2020年から昨年までの1年平均の減少率‐1.7%と比べるとやや減少幅が少なく、交通事故死者数の減少率‐4.4%と比べても減少率が低いと考えられるため、今後さらなる減少に努めることが重要と考えられます。




出典:警察庁統計 令和7年中の交通事故死者について


 交通事故負傷者数(速報値)に関しては、2024年の343,756人と比較して338,294人という結果で対前年比‐5,462人(‐1.6%)にとどまりました。

 交通事故負傷者数に関しては交通事故発生件数とほぼ同じ傾向で、今後引き続き減少に努めることが重要です。


技術の進化に負けず意識も進化させよう「安心運転」

 車の安全技術に関しては自動運転の取り組みも進み、引き続き安全な車をめざして開発が続いています。

 さらに交通法規に関しては、自転車に対する青切符の施行が間近(2026年4月1日)に迫り、車だけでなく自転車にも安全運転意識の向上が求められるようになります。

 交通事故死者数は2,547人にまで減りましたが、第11次交通安全基本計画で目標としていた2025年までに交通事故死者数2,000人は達成できませんでした。

 交通事故による死者数のうち、約半数にあたる1,292人(48.5%)が歩行者(965人、36.2%)と自転車利用者(327人、12.3%)※で占められています。

 この状況に加え、これらの数値が主要な欧米諸国と比較してかなり高いことを鑑みると、歩行者および自転車の交通事故死者数を早急に減少させることが強く求められます。

出典 :警察庁 令和6年中の交通事故の発生状況


我が国と主な欧米諸国の状態別交通事故死者数の構成率(2022年)




 技術の進歩は逆に技術の過信につながり、かえって安全運転に対する運転者の油断につながる可能性もあります。
 運転時の油断を無くし、交通事故を発生件数・死者数ともに限りなくゼロに近づけるために、運転者は安全運転に常に心がけることはもちろん、「歩行者や自転車にも安心感を与える車の運転」すなわち「安心運転」をすることが求められているのです。

監修

大阪ガスオートサービス
大阪ガスオートサービス株式会社
SAFE推進部 安心運転訓練センター
企業ドライバーに特化した安全運転教育を提供し続け、約30年。
受講企業数400社以上、受講者数は13万人を超える(2025年3月末時点)。
交通心理士/心理士補、指定自動車教習所検定員/指導員、自動車整備士/検査員、交通機動隊白バイ隊員など、豊富な知識と経験を持つ講師陣が、多角的な視点、専門的知見により、安全・安心運転ドライバーへと導く。
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