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【2025年】 交通事故件数に関するデータ
公開:2026年3月23日
全国の交通事故件数は287,023件(2025年)で減少傾向が継続も大都市部では増加に

 警察庁交通局が2026年2月26日に発表した「全国交通事故発生状況」によると、2025年の交通事故件数は287,023件となり、前年から3,872件(1.3%)減少しました。



 都道府県別に見ると、東京都が30,176件で全国最多となり、前年から73件(0.2%)増加しました。続いて大阪府が25,056件(276件増、1.1%増)、愛知県が24,793件(287件増、1.2%増)、神奈川県が21,324件(574件増、2.8%増)と、大都市圏での増加が目立ちます。一方、福岡県は17,368件で1,105件(6.0%)減少し、上位5都府県の中で唯一減少しました。



 その他の都市部では、静岡県(第6位)が930件減少、埼玉県(第7位)が212件減少、兵庫県(第8位)が1,093件減少しましたが、千葉県(第9位)は30件増加、群馬県(第10位)は36件増加となりました。

重傷事故件数は増加傾向

 2025年は死亡事故件数が4.0%減少した一方で、重傷事故件数は前年から0.9%増加しました。



 2023年も重傷事故は大幅に増加しており、死亡事故の減少に伴い、重傷事故が相対的に増えた可能性があります。

 都道府県別では、大阪府が3,028件(7.1%増)で最も多く、東京都が2,074件(10.4%増)、埼玉県が1,788件(横ばい)、神奈川県が1,296件(9.0%増)、千葉県が1,277件(8.8%減)と続き、上位5都府県のうち千葉県を除き増加傾向にあります。

年齢層別交通事故件数の傾向(原付以上運転者が第1当事者の場合)

 2025年の交通事故件数は、50~54歳が3年連続で最も多く、次いで20~24歳、55~59歳、45~49歳、25~29歳の順でした。

 若年層の事故件数は減少傾向にある一方で、50~59歳は減少が鈍く、55~59歳では増加しています。これは50~54歳の世代が年々55~59歳に移行している影響も考えられます。



 免許保有者10万人あたりの事故件数では、16~19歳、20~24歳の若年層が依然として高く、次いで85歳以上、80~84歳の高齢者が続きます。特に2025年は16~19歳が1.6%増加に転じ、80~84歳も増加しました。

 運転技術や心構えの指導強化が求められます。



法令違反別交通事故件数の傾向(原付以上運転者が第1当事者の場合)

 最も多い違反は例年通り、「安全不確認」で80,986件(前年から252件減、0.3%減)でした。次いで「脇見運転」31,609件(5.5%減)、「動静不注視」23,781件(7.9%減)、「漫然運転」22,854件(1.7%減)と続き、順位は例年変わりません。



 一方、増加傾向にある違反は「交差点安全進行」(3.2%増)、「信号無視」(2.5%増)、「踏切不停止」(46.2%増)、「整備不良」(39.5%増)、「過労運転」(16.2%増)です。

 交差点や信号、踏切の基本的な交通ルール違反の増加は懸念材料です。

事故類型別交通事故件数の傾向

 車両相互の事故は減少傾向にある一方で、人対車両事故と車両単独事故は増加に転じました。



 車両相互事故の内訳は、追突(80,229件)、出合い頭(74,522件)、右折時(24,658件)、左折時(13,011件)、正面衝突(6,660件)の順です。

 人対車両事故は、横断歩道横断中(13,727件)、横断歩道や歩道橋付近以外の横断中(7,464件)、背面通行中(4,278件)、対面通行中(3,391件)、路上停止中(1,008件)、横断歩道付近横断中(926件)となり、道路横断中の事故は全体の57.3%を占めています。

 車両単独事故は転倒が最も多く(6,168件)、次いで防護柵等衝突(1,118件)、駐車車両事故(659件)でした。

 追突と出合い頭の事故が依然として多く、歩行者を巻き込む事故は交差点やその付近で多発しているため、運転者も歩行者も交差点での注意が不可欠です。

道路形状別交通事故件数の傾向

 最も事故が多いのは一般道路の単路で、次いで信号機のない交差点、信号機のある交差点、交差点付近の順です。単路以外の交差点等での事故は168,251件で全体の58.6%を占めています。



 交差点周辺の事故件数は一般単路の約2倍にのぼるため、交差点やその付近での運転には特に注意が必要です。

都市部での交通事故増加と安心運転

 全国的には交通事故件数は減少傾向にありますが、都市部では2025年に増加に転じた地域が多い現状があります。都市部での運転時は、より一層の安全運転を心掛けることが重要です。

 また、交差点やその付近での事故が多いことは、都市部の交差点の多さと関連していると考えられます。交差点での安全運転の徹底が求められます。

 運転者は自身の安全運転はもちろん、同乗者や対向車の乗員、歩行者、自転車利用者にも配慮し、周囲に安心感を与える運転を心掛けましょう。

 交通事故の原因や要因を理解することは、事故防止に非常に重要です。自分の運転を振り返り、危険が潜む運転や場所を認識し、絶対に事故を起こさないという自覚を持って「安心運転」を実践しましょう。


データ出典


警察庁交通局「令和7年中の交通事故の発生状況」


警察庁交通局「令和7年中の交通死亡事故の発生状況及び道路交通法違反取締り状況等について」


警察庁交通局「令和7年中の交通重傷事故の発生状況」


監修

大阪ガスオートサービス
大阪ガスオートサービス株式会社
SAFE推進部 安心運転訓練センター
企業ドライバーに特化した安全運転教育を提供し続け、約30年。
受講企業数400社以上、受講者数は13万人を超える(2025年3月末時点)。
交通心理士/心理士補、指定自動車教習所検定員/指導員、自動車整備士/検査員、交通機動隊白バイ隊員など、豊富な知識と経験を持つ講師陣が、多角的な視点、専門的知見により、安全・安心運転ドライバーへと導く。
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